映画・映像のための照明コース

光を意図的に
デザインする

照明は単なる明るさではありません。感情を演出し、物語を深める、撮影監督にとって最も重要な表現手段の一つです。

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このコースで手に入れる力

映画・映像のための照明コースは、光を単なる技術的な要素としてではなく、物語を語るための言語として扱えるようになるための学びの場です。人工光と自然光の特性を理解し、それらを意図的にコントロールする力を養います。

10週間のプログラムを通じて、あらゆる撮影状況で適切な照明判断ができるようになります。光の方向、質感、色温度、強度。これらの要素を組み合わせることで、どのような雰囲気でも創り出せる技術が身につきます。

スタジオでの実習を中心に、プロフェッショナルな照明機材を使いながら学習します。理論だけでなく、実際にライトをセットアップし、効果を確認しながら進めていくので、現場で即座に活用できる実践的な技術を習得できます。

照明に関するこんな課題を感じていませんか

基本的な照明の配置は知っていても、なぜか平板な印象になってしまう。光の質感や雰囲気をどうコントロールすればいいのか、明確な方法が分からないまま試行錯誤を続けている方もいらっしゃるでしょう。

自然光の扱い方に悩んでいる方も多いかもしれません。時間帯や天候によって変わる光をどう読み、どう活かすか。あるいは、限られた機材や予算の中でどう工夫すればプロフェッショナルな照明が実現できるのか。

また、ジャンルやムードに応じた照明アプローチの違いを理解したいと感じている方もいるでしょう。ドラマとドキュメンタリー、コマーシャルと映画。それぞれに適した照明の考え方があります。

これらの課題の多くは、照明に関する体系的な知識と実践経験の不足から生じています。正しい学習方法と十分な練習機会があれば、確実に克服できる課題なのです。

段階的に照明技術を習得する

このコースでは、照明の基礎理論から始まり、徐々に複雑な照明デザインへと進んでいきます。光の物理的特性、色温度の理論、機材の選択と使用方法。まずは確実な土台を築きます。

スリーポイント照明という基本から学び、それをどう発展させていくか、どう崩していくか。定石を理解した上で、状況に応じてアレンジできる柔軟性を養います。実際の撮影現場では、教科書通りにいかないことも多いからです。

毎週のスタジオセッションでは、様々な照明シチュエーションを実践します。人物照明、商品照明、雰囲気重視の照明、自然光の補助照明。それぞれのアプローチを実際に試しながら、光の扱い方を体で覚えていきます。

少人数制のクラスなので、一人ひとりが実際に機材に触れ、ライティングを組む時間が十分にあります。講師からの個別フィードバックを受けながら、自分の判断力を磨いていけます。

学習の進め方

第1〜2週:光の基礎と機材

光の性質、色温度、照明機材の種類と特性を学びます。フレネルレンズ、ソフトボックス、リフレクター、それぞれの効果を理解し、適切な選択ができるようになります。安全な機材の扱い方も丁寧に指導します。

第3〜5週:スリーポイント照明と発展

キーライト、フィルライト、バックライトの役割と配置を実践的に学びます。基本形を習得した後、それをどう調整し、どう発展させるか。様々な顔の形や肌の色に対応する照明の考え方も学びます。

第6〜8週:ムードと演出

ジャンルやシーンに応じた照明デザインを探求します。ドラマティックなハイキー照明、ムーディーなローキー照明、自然主義的な照明。それぞれのアプローチを実際に組んでみて、効果を確認します。

第9〜10週:自然光と統合

窓からの自然光をどう活かすか、どう補助するか。人工光と自然光を組み合わせる技術を学びます。最終プロジェクトでは、これまでの学びを統合し、一つのシーンの照明を最初から最後まで設計・実施します。

各セッションは3時間で、理論説明20%、デモンストレーション30%、実践演習40%、レビュー10%の配分です。学んだことをすぐに試し、結果を確認できる構成になっています。

受講について

映画・映像のための照明コース

10週間プログラム

¥248,000
週1回、各3時間のスタジオセッション(全10回)
プロフェッショナル照明機材の使用(LED、タングステン、HMI等)
カラーメーター、照度計など測定機器の使用
照明設計図の作成方法と機材リストの組み方
各セッションの撮影データと個別フィードバック
修了証明書とポートフォリオ作品の提供

この投資は、あなたの照明技術を根本から変えるためのものです。プロフェッショナルな機材を使った実践的な学習を通じて、現場で即戦力となる技術を身につけることができます。分割払いのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

実践を通じた確実な成長

このコースでは、毎週のセッションで実際に照明を組み、撮影を行います。その場で結果を確認し、何が効果的で何がそうでなかったか、具体的なフィードバックを受けることができます。

3週目、6週目、9週目に技術チェックを行い、習得度を確認します。基本的な照明セットアップができるか、適切な機材選択ができるか、ムードに応じた調整ができるか。段階的に評価しながら進めていきます。

最終プロジェクトでは、一つのシーンの照明を完全に設計・実施します。企画段階から照明図の作成、機材の選定、実際のセットアップ、撮影、そして振り返りまで。一連のプロセスを経験することで、実際の現場で必要な判断力が身につきます。

10週間という期間で、照明の考え方が根本的に変わることを実感していただけるでしょう。光を意図的にコントロールできるようになると、あなたの映像制作の可能性は大きく広がります。

安心して学習していただくために

照明機材を扱うのが初めての方でも安心して参加していただけます。機材の安全な使用方法から丁寧に指導しますし、最初は簡単なセットアップから始めて、徐々に複雑なライティングへと進んでいきます。

受講前に無料の相談セッションを設けています。あなたの現在のスキルレベルや学習目標について伺い、このコースが適切かどうかを一緒に確認します。照明に関する疑問や不安があれば、何でもお話しください。

クラスは最大6名までの少人数制です。一人ひとりが十分に機材に触れる時間を確保し、個別の質問にも丁寧に答えられる環境を整えています。機材の扱いに慣れていない方でも、自分のペースで学習を進めていただけます。

受講開始までの流れ

1

お問い合わせ

下記のフォームからご連絡ください。照明コースに関する資料をお送りします。

2

無料相談(30分)

あなたの目標や照明に関する疑問について、詳しくお話を伺います。スタジオ見学も可能です。

3

受講申し込み

参加を決められたら、申込書にご記入いただきます。開始日程と支払い方法を確定します。

4

学習開始

初回セッションでは機材の紹介と基礎理論から始めます。すべての機材はこちらで用意していますので、手ぶらでお越しください。

光を操る技術を
あなたのものに

映画・映像のための照明コースで、プロフェッショナルな照明技術を習得しませんか。
まずは無料相談から、お気軽にご連絡ください。

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